増えるわけがない
将来有る若手研究者は、流動的なポストのてんてこ舞いで
じっくり研究を行うことなど不可能である実情
3年で社会還元出来る成果を出し
論文で発表しないといけない
自転車操業に近い状態に追いやられている
高齢者の研究者が増加する理由は
そこ部分だけポストが固定化されているからでしかない
海外では、民間の研究機関は
ポスドクなどの経験がなければ採用されない
つまりは、博士号が重要視されると言うことである
またジョブホッパーが当たり前であるのも
企業や自身の進歩に一躍かっているのかも知れない
日本では、滅私奉公で企業のために働くということが美学とされるので
転職は推奨されないことがスタンダードである
また民間の研究機関は、自前で育てた人材を活用したがり
下手に博士号を持ち、高年齢の人材を採る気はない
つまりが、どっちに転んでも地獄というのが
現在の日本の研究者の周辺環境であろう