偏在しているのが問題ではないか?
本当に医者不足なのだろうか?
偏在していることが問題ではないだろうか?
私学と国公立では、育成にかかるコストの出資元が異なる
このポイントを、医者の偏在の解消に利用できないだろうか?
私学は、満額自費で医者になっている事から
自身の自由という権利は尊重されるだろう
が、国公立は国民の税金により大部分が賄われいる
ということは必然的に国民に利益還元を行う義務が
発生するのではないだろうか?
ことに、地域医療など過疎地区での医者不足は切実である一方
都市部では、総合病院や大学病院などに
医者が充実している部分が見て取れる
国公立卒の医者には、ある程度の強制力を持って
国内の医療事情の改善に寄与する義務を付けてはどうだろうか?
10年の奉公期間を設けるなど
免除するには、医学部時代のコストの7割の還元を代償とするなど
ある程度の束縛を設けてはどうだろうか?
これであれば「職業選択の自由」には抵触しないのではないだろうか?
NPBのドラフトと同じで、プロ野球選手になる自由は保障されるが
球団を選択する自由はないのであるのだから
このケースと同じであると考えれば、
国公立医学生に医療奉仕(無償ではない)を義務づける事は
悪くないアイデアであると思う