研究費の分配の最適化方法
科研費の審査を匿名で行われてきたが
審査側には、申請者の情報はすべて開示されており
万が一、申請者が審査者の競合相手であった場合には
不利を被る可能性はあった
またある程度の未発表の先行実験のデータも載っているので
アイディアの流用も可能である状態でもある
このように審査の方法の是非の判断は非常に難しい
過去に審査が通ったラボは、研究資金が下りることで
次回の審査に対してのデータの準備が十分に可能になり、
再度の申請も通りやすくなるという正のスタイルになる
逆に科研費が取れないと、研究が滞る可能性もあり
次年度以降の申請に差し障るという負のスパイラルも存在する
ある程度の研究費の分散化も必要ではないだろうか?
もろん成果の上がっている箇所に、資金を注入することは理にかなっている
ただ何の救済措置と、埋もれてしまうシーズが出てきてしまう事も事実である
科学技術立国として、今後どのような舵取りを行うだろうか?