日本はサイエンスの不毛の地にまっしぐら
大学の淘汰=研究者減
確かにそうであるが
淘汰される大学には、どれほどの研究費がつぎ込まれているだろうか?
大学の淘汰がそのまま、科学技術立国に打撃を与えるとは思わない
現在、ノーベル賞の受賞が続いており
日本の科学技術の素晴らしさを感じている人もおおいだろうが
この受賞は、高度成長期やバブルの頃の
バラマキに近い研究費が潤沢にあったころの成果によるものが多いだろう
経済の下降と共に研究費も減少し
学術的成果の出る基礎研究は捨て置かれるような風潮が強くなった
本来、基礎研究を行うべき大学ですら、
開発研究など将来的に社会還元つまりは利潤が上がる研究を
やらざるえないようになった
またベンチャー起業精神が根付きにくく
エンジェルも存在しない日本では
大学発の特許での起業も大企業に飲まれるか失敗するかで成功例も少ない
やはり、大学は科研費などを正しく使い基礎研究
企業がそれら成果を引き継ぎ開発・応用研究
その対価として大学に研究費を投入するといった方法をするべきだと思う
このままでは、すばらしい科学力持っているのにも関わらず
日本はサイエンスが不毛の地となりかねない